東北地方太平洋沖地震から1週間がたちました
日を追うごとに、亡くなった人の数、安否不明の方の数が
判明してきて・・・
いまだに家族と連絡がとれない方もたくさんいます
主人の会社の人や、取引先のご家族もまだ連絡がつかないと聞き
本当に心が痛みます
津波から家族で避難しようとし、つないでいた手が離れ
奥さんや子供さんが流されてしまった男性もいました
目の前で大切な人を失った悲しみは、私の想像を超えるもので
なんと言っていいのか言葉がみつかりません・・・
同じ日本に住んでいるものとして
あれからずっと考えていました
何か書かないといけない、書きたいことはあっても
それをどう表現したらいいのか、言葉がみつからず
考えていました
今私が生きているということ、
1日3度の食事ができ、寒さをしのぐ家もある、大切な人もまわりにいる
それがどんなに幸せなことかということを・・・
避難所で生活をしている中学生くらいの女の子が言っていました
「今までどんなに幸せだったか・・・」
私は、明日があることを当たり前のように過ごしていましたが
その感謝の気持ちが薄れていたのかもしれません・・・
そして自分に何ができるかということ・・・
たくさんの募金や救援物資となって多くの人のあたたかい心が
現地に届きはじめています
震災後、ご主人の行方がわからないのに
避難所で、すすんで炊き出し役をしていた女性もいました
お互いに助け合う気持ち、相手の立場にたって、考える、そして思いやる
何かがあった時、あってからではなくて
「その心を持ち続ける」 ことが大切だと私は思います
悲しいことに、地震が引き金になり原発の事故も起こってしまいました
何重にもの危機管理がおこなわれているので
事故はまずないという説明を、建設前に地元住民はうけていたはず
今後も「想定外の事故」は100%ないといいきれるのでしょうか?
経済重視で、電気の需要が増えるとともに供給も増やし・・・
そうやって私達の生活は便利になっていきました
森林伐採や海岸の埋め立てなどの自然環境の破壊・・・
コンビニに早朝や深夜行って、「あいててよかった」でなく
「開いていて当然」という感覚になってしまった自分がいます
あまりにも便利・豊かになりすぎて身の丈以上の生活を
していたのかもしれません
それが当たり前だった、ちょっと不便な頃に戻って
例えば、近い所は電車や車に乗るのををやめて歩いてみるとか
小さな心掛けをみんながすることによって
もしかしたら原発や使用するエネルギーを
少しでも減らせるかもしれません
これからの生き方、自分達の世代が残していくものについて
深く考えさせられます
これからまだまだ街の復興には時間がかかるでしょう・・・
心の傷が癒えるのは、もっともっと先のことでしょう・・・
今回の地震や原発事故でつらい生活をされている方々が
少しでも早く穏やかな気持ちになれるよう
心からお祈りしております
posted by m-blue at 17:10|
日記
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